【公認会計士試験】試験当日の集中の秘訣は、水を飲まないこと!?

 

 公認会計士試験は試験範囲が広く、その範囲を勉強するだけで2年程度はかかる試験である。長期間の勉強が必要な一方で、受験の機会は年1回(短答式試験は年2回)とチャンスは限られている。ゆえに、本試験当日はこれまで勉強に費やした期間を無駄にできないという思いもあり、かなりのプレッシャーを受けながら試験問題と対峙することになる。

 そのような緊張した状況の中で試験を突破するためには、試験問題を解くことに頭をフル回転させることができるよう、できる限り集中することが重要となる。

 では、どうすれば試験本番で集中力を高めることができるのか?
 私は過去に短答式試験を3度受験しており、そのうち2度は不合格を経験した。2度目の不合格後、どうすれば試験本番で集中できるかを考え、考えた方法を実践した結果、短答式試験に合格し、論文式試験にも続けて合格することができた。
 今回は私が考えた「試験本番で集中力を高める方法」について紹介したいと思う。

 

 

 

過去2度の不合格を経験した時に考えたこと

 私は、過去2度短答式試験に落ちている。不合格であることが分かった時、正直言ってめちゃくちゃ悔しかった。なぜなら、あんなにいっぱい勉強したのに!という思いがあったからである。自分の時間のかなりの部分を勉強に費やしているのに、なぜ合格できないんだ!という思いは、私だけでなく多くの受験生が経験したことがあるのではないだろうか。

 そういう思いがあったからこそ、私は「なぜ合格することができなかったのか?」と試験に合格できなかった原因を徹底的に考えた。勉強不足が一番の原因だと思うが、それ以外にもきっと原因はあるはずだと考え、当日朝起きてから試験会場までの移動、試験会場到着後から試験開始までの過ごし方、試験中に感じたこと、試験後から次の試験までの過ごし方など自分が取った行動を振り返り、何か改善できることはなかったかと熟考した。

 

試験に集中する秘訣は、「水を飲まないこと」!!

 そして、一つ思い当たったことがあった。2度落ちた試験のいずれにも共通して起きていたことだ。それは、「試験中、尿意を感じたこと」である。

 決してふざけているわけではないので、どうか最後まで落ち着いて聞いてほしい。冒頭でも述べたとおり、公認会計士試験は極度の緊張下で試験問題を解くことになる。私は緊張するとお手洗いが近くなる(もしかしたら誰しもそうかもしれない)。当然、試験当日は緊張状態にあったため、会場では尿意を感じることが多かった。

 特に困ったのが試験中に感じた尿意である。試験開始前にお手洗いを済ませているにもかかわらず、試験開始後すぐにやって来るのである。試験時間は財務会計であれば2時間に及ぶ。つまり、2時間弱、尿意に耐えながら難しい試験問題を解くことを強いられていたわけだ。

 これでは試験の解答そのものに100%集中できるわけがない。だから、試験中の障害である「尿意」を取り除く必要があると考えた。試験中に尿意を感じなければ100%試験に集中でき、パフォーマンスをより高めることができると考えたのだ。

 そこで試験当日は、一切水分を取らないことにした。水分を取るとしても軽く口に含む程度に抑えた。そうすると、試験中に尿意を感じることはなくなり、試験問題を解くことだけに集中できるようになった。
 その実践の結果、公認会計士試験に合格できたわけなので、この方法が合格の一因であったことは間違いない。

 

まとめ

 以上、私が試験に集中するための秘訣を紹介した。
 こんなのが秘訣なの?と思われるかもしれないが、私は、真剣に、これこそが秘訣と考えている。決してふざけたりしていません。

 私にとってはこれが秘訣だが、大事なことは、

  • 自分の最大限のパフォーマンスを発揮するために障害となっていることは何なのか?
  • その障害を取り除くために自分に何ができるのか?

 を真剣に考えることである。

 例えば、人によっては専門学校の友達と試験会場が常に一緒で、試験前に集中したいのにその友達に付き合わされ、結果的に集中できない、といったことがあるかもしれない。
 そのようなケースであれば、受験する会場を変え、自分のことを知っている人がいない環境に変える、といったことが解決策になるのではないか。

 試験を受験する機会は限られているからこそ、その一つ一つの機会を大切にしなければならないと私は思う。そのために真剣に考えて行動する、一つの参考例として、今回紹介したことがお役に立てれば幸いである。